“料簡違”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうけんちが60.0%
りょうけんちげ20.0%
りょうけんちげえ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そりゃお前、料簡違りょうけんちがいというものだよ、お前は、その弁信さんというのより、こっちの方に義理があるのだろう、そう無暗に出歩いてはいけない」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「しようのねえ奴だな。親分を知らねえのか。親分も兄弟分も知らねえで、坑夫になろうなんて料簡違りょうけんちげえだ。早くけえれ」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
南京米ナンキンめえの味も知らねえで、坑夫になろうなんて、頭っから料簡違りょうけんちげえだ」
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)