“料見違”の読み方と例文
読み方割合
りょうけんちが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきの日、椿の枝を折って別れてから、お葉は重太郎を憎んで居なかった。うらむまじき人を怨んだのは、彼の料見違りょうけんちがいには相違ないが、人並ならぬ彼にむかって深くこれを責むるのは無理である。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)