“見當違”のいろいろな読み方と例文
新字:見当違
読み方割合
けんたうちが50.0%
けんたうちがひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もし彼が單に話しの爲めや見せびらかしの爲めに話すと、私のことを思つてゐるのだつたら、彼は見當違けんたうちがひの人間に話しかけてゐることがわかるだらう。」
火事くわじ見舞みまひ間際まぎはに、こまかい地圖ちづして、仔細しさい町名ちやうめい番地ばんち調しらべてゐるよりも、ずつとはなれた見當違けんたうちがひ所作しよさえんじてゐるごとかんじた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)