“御了簡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごりょうけん66.7%
ごれうけん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醒ヶ井様お一人の御了簡ごりょうけんではございませんからね。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
だれをおよびになろうという御了簡ごりょうけんなのですか。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ともなひ紀州へこそは歸りけれこゝに伊豫國新居郡にゐごほり西條の城主じやうしゆ高三萬石松平左京太夫此程このほど病氣びやうきの所ろいまだ嫡子ちやくしなし此は紀伊家の分家ぶんけゆゑ家督評議かとくひやうぎとして紀州の家老からう水野筑後守みづのちくごのかみ久野但馬守くのたじまのかみうら彈正だんじやう菅沼すがぬま重兵衞渡邊對馬守つしまのかみ熊谷くまがや次郎南部なんぶ喜太夫等の面々めん/\うちより跡目あとめの評議に及びけるとき水野筑後守進出すゝみいでて申けるは各々の御了簡ごれうけん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)