“ごりょうけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御料簡50.0%
御了簡20.0%
御了見20.0%
御量見10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれッ! とんだ、また、粗相そそうをいたしまして! どうぞ殿様、どうぞ御料簡ごりょうけんなされてくださりませ」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
だれをおよびになろうという御了簡ごりょうけんなのですか。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
毛唐が勝手な理窟をつけるとのおさげすみはいささか御了見ごりょうけん違えかとびた助は心得まする、第一、あっちは、すべて理で押して行く国柄でげして、理に合えば合点がてんを致しまする、理に合わないことは
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
聞けば、秀吉と、和睦なされた由でござるが、もってのほかな御量見ごりょうけんちがいです。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それも、いかなる御量見ごりょうけんやら……」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)