トップ
>
笑止
>
をか
ふりがな文庫
“
笑止
(
をか
)” の例文
で、
貴方
(
あなた
)
は
好
(
よ
)
い
時代
(
じだい
)
が
來
(
こ
)
やうと
濟
(
すま
)
してもゐられるでせうが、いや、
私
(
わたくし
)
の
言
(
い
)
ふことは
卑
(
いやし
)
いかも
知
(
し
)
れません、
笑止
(
をか
)
しければお
笑
(
わら
)
ひ
下
(
くだ
)
さい。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
各
(
めい
)
/\
自惚
(
うぬぼ
)
れて嬢様へは勿論、旦那や
夫人
(
おくさま
)
の御機嫌を伺つて十分及第する気でゐるのが
笑止
(
をか
)
しいよ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
から
笑止
(
をか
)
しくつて
仕
(
し
)
やうねえな、えゝか、
斯
(
か
)
う、かうやんだよ、あゝ、
俺
(
お
)
ら
本當
(
ほんたう
)
に
強
(
つえ
)
えのがんだよ
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
人間様の恋路の
笑止
(
をか
)
しいのは鍋小路どので初めて承知して毎日顔を見る度に俺は
腹筋
(
はらすぢ
)
が
揉
(
よ
)
れた
哩
(
わい
)
。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
桓武天皇九代の皇胤と列べ立てゝは
緞帳
(
どんちやう
)
の台詞染みて
笑止
(
をか
)
しくないが、御歴代の天皇様から御鐘愛を蒙むつて恐れ多くも
九重
(
こゝのへ
)
に
咫尺
(
しせき
)
し奉つた
例
(
ためし
)
は君達も忠君無二の日本人だから御存じだらう。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
“笑止”の意味
《名詞》
笑止(しょうし)
(context、dated)大変なこと。困ること。
(context、dated)気の毒。
笑うべきこと。
(context、dated)恥ずかしいこと。
(出典:Wiktionary)
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“笑止”で始まる語句
笑止千万
笑止気
笑止千萬