“端手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はした50.0%
はたで25.0%
はで25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お政は始終顔をしかめていて口も碌々ろくろく聞かず、文三もその通り。独りお勢而已のみはソワソワしていて更らに沈着おちつかず、端手はしたなくさえずッて他愛たわいもなく笑う。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
大宮の をとつ端手はたで すみかたぶけり。 (歌謠番號一〇六)
とおつぎから包を持ってまいり、取出して見せました。唐手の縞柄は端手はででもなく、縞縮緬は細格子ほそごうしで、色気も宜うございます。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)