わらはべ)” の例文
おのづから睡眠ねぶりさめ来るたまゆらはまだほのぼのしわらはべごころ (二九〇頁)
文庫版『雀の卵』覚書 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
地蔵菩薩のすがたして、 栗をうぶるわらはべ
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
蓮の花をよと云へばその茎もぎり花だけを持てこのわらはべ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
身をあげてすべて相搏つひたごころわらはべなれや響き合ひにつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わらはべのたまゆら寝覚めあはれなり茅蜩の声はききてねむりし
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
馬なればわらはべのごとなぐられて泣きて豆くふ坂のなかばに
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
垂乳根の母にかしづき麻布やま詣でに来ればわらはべのごと
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
墓の石一つ一つに雪つけて見のかなしもよわらはべがごと
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わらはべごころ。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そはわらはべ
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
よきわらはべ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
よきわらはべ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)