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種々
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しゆじゆ
ふりがな文庫
“
種々
(
しゆじゆ
)” の例文
内儀
(
かみ
)
さんは
什麽
(
どんな
)
にしても
救
(
すく
)
つて
遣
(
や
)
りたいと
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
したら
其處
(
そこ
)
に
障害
(
しやうがい
)
が
起
(
おこ
)
れば
却
(
かへつ
)
てそれを
破
(
やぶ
)
らうと
種々
(
しゆじゆ
)
に
工夫
(
くふう
)
も
凝
(
こら
)
して
見
(
み
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
別に
不断着物
(
ふだんぎもの
)
及び
半纏
(
はんてん
)
に
着
(
つ
)
くるもの、おなじく半襟と謂ふ。これには黒繻子、毛繻子、唐繻子、和繻子、織姫、
南京黒八丈
(
なんきんくろはちぢやう
)
、
天鵞絨
(
びろうど
)
など
種々
(
しゆじゆ
)
あり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
狭い掘割の両側には
種々
(
しゆじゆ
)
な樹が繁つて、それが月の光を
篩
(
こ
)
して、美しい
閃
(
きらめ
)
きを水に投げた。
夜
(
よ
)
はしんとして居た。ところ/″\にかゝつてゐる船の
苫
(
とま
)
の中からは灯が見えた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
々
3画
“種々”で始まる語句
種々相
種々樣々
種々雜多
種々作
種々力
種々報
種々多様
種々雑多