“秋水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうすい70.0%
あきみづ10.0%
しうすゐ10.0%
しふすゐ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでにしもえられた龍牙りゅうが短刀たんとう、もしくはながき秋水しゅうすい晃々こうこうたる剣陣けんじんを作って、すばやくふたりのげ道をかこんでしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秋水あきみづをわきて悲しとおもはねど深き狭間はざまに見るべかりけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
冬にいたりて帰蟄きちつする者なればなり、つ一行二十七名の多勢なれば、如何なる動物どうぶつと雖も皆遁逃とんとうしてただちにかげしつし、あへがいくわふるものなかりき、折角せつかく携帯けいたいせる三尺の秋水しうすゐむなしく伐木刀とへん
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
又護身の用として余は三尺の秋水しふすゐよこたへ、小西、森下、深井、石田の四君は各「ピストル」を携帯けいたいし、人夫は猟銃れうじう二挺を準備じゆんびしたり。
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)