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秀
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ひ
ふりがな文庫
“
秀
(
ひ
)” の例文
元来ぴしゃんこな鼻だったら缺けていてもそう
可笑
(
おか
)
しくはないが、
中高
(
なかだか
)
な、
秀
(
ひ
)
いでた容貌、———当然中央に彫刻的な隆起物が
聳
(
そび
)
えているべき顔が
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼は
機智
(
きち
)
があるというよりも滑稽に
秀
(
ひ
)
いで、にぎやかで快活というよりはのんびりと上機嫌であり、気むずかしく陰気というよりは物思わしげで
憂鬱
(
ゆううつ
)
である。
ジョン・ブル
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
一芸一能あるものは手に
唾
(
つば
)
して立つべき
秋
(
とき
)
、おこがましくはござりますが、この
某
(
それがし
)
も弓馬の道、刀槍の術には一通り
秀
(
ひ
)
いで、他人に劣るとも存じませぬが、この上さらに忍術を学び
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
客は
二十歳
(
はたち
)
をようよう一つか二つぐらい越えたらしい若侍であった。色の浅黒い、一文字の眉の
秀
(
ひ
)
いでているのがお染の眼についた。彼は多くしゃべらないで、黙って酒を飲んでいた。
鳥辺山心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
今日『日本人』三十一号を読みて君が
書牘体
(
しょとくたい
)
の一文を拝見致し甚だ感心いたし候。立論も面白く行文は
秀
(
ひ
)
でて美しく見受申候。この道に従って御進みあらば君は明治の文章家なるべし。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“秀”の意味
《名詞》
(シュウ)成績や品質などの評価において、最も優れていること。
(出典:Wiktionary)
“秀(飾り職人の秀)”の解説
飾り職人の秀(かざりしょくにんのひで)は、必殺シリーズに登場した仕事人の一人。初登場作は『必殺仕事人』。三田村邦彦が演じた。
(出典:Wikipedia)
秀
常用漢字
中学
部首:⽲
7画
“秀”を含む語句
秀麗
秀才
俵藤太秀郷
閨秀
香取秀真
秀真
優秀
清秀
秀吉
秀忠
眉目秀麗
正秀
秀調
菅秀才
俊秀
文屋康秀
秀哉
白柳秀湖
藤原秀衡
秀枝
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