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禿
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とく
ふりがな文庫
“
禿
(
とく
)” の例文
四軒茶屋あり。(此まで廿四丁也。)
蕨粉
(
わらび
)
餅を売る、妙なり。又上ること一里
許
(
きよ
)
、山少くおもむろに石も亦少し。路傍は
草莽
(
さうもう
)
にて、
巓
(
いたゞき
)
は
禿
(
とく
)
せり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
人々何ぞ直ちに自己の胸臆を叙して思ひのまゝを言はざる、去れど人ありて
思
(
おもひ
)
の
儘
(
まゝ
)
を書かんとして筆を
執
(
と
)
れば、筆忽ち
禿
(
とく
)
し、紙を
展
(
の
)
ぶれば紙忽ち縮む、
芳声
(
はうせい
)
嘉誉
(
かよ
)
の手に
唾
(
つば
)
して得らるべきを知りながら
人生
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“禿”の解説
禿(かぶろ、かむろ)とは、頭に髪がないことを言い、肩までで切りそろえた児童期の髪型、あるいはその髪型をした子供を指す。狭義では、江戸時代の遊廓に住む童女をさす。
『平家物語』では、平安京に放たれる平家方の密偵として見える。
(出典:Wikipedia)
禿
漢検準1級
部首:⽲
7画
“禿”を含む語句
禿頭
禿顱
禿茶瓶
禿木
薄禿
禿鷹
禿筆
禿鷲
中禿
赭禿
赤禿
禿山
切禿
禿上
馬禿山
愚禿
禿安
禿頭病
禿鳶
禿松
...