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磯節
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いそぶし
ふりがな文庫
“
磯節
(
いそぶし
)” の例文
さて問題の、鹿島灘の、一番北の端に、
磯節
(
いそぶし
)
で有名な
三磯
(
みいそ
)
の一つ、
磯崎町
(
いそざきまち
)
というところがあった。ここは、家数が四五十しかない、至って小さい町だった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
呂昇
(
ろしょう
)
、
大隈
(
おおすみ
)
、
加賀
(
かが
)
、
宝生
(
ほうじょう
)
、
哥沢
(
うたざわ
)
、
追分
(
おいわけ
)
、
磯節
(
いそぶし
)
、
雑多
(
ざった
)
なものが時々余等の耳に
刹那
(
せつな
)
の
妙音
(
みょうおん
)
を伝える。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
一般の百姓は若い者も、
年老
(
としとっ
)
たものも、
総
(
すべ
)
て終日
囲炉裏
(
いろり
)
に火を焚いて取巻き
寛
(
くつろ
)
ぎ、声の好いものは声自慢に
松前
(
まつまえ
)
や、または郷土固有の
甚句
(
じんく
)
や、
磯節
(
いそぶし
)
などを歌って、其処に来合せたものに
聞
(
きか
)
せる。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
磯節
(
いそぶし
)
。……ええな」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
“磯節”の解説
「磯節」(いそぶし)は茨城県・三浜地方(ひたちなか市の磯崎・平磯・那珂湊にかけての海岸地域。大洗を含む)に伝わる民謡。日本三大民謡の一つともいわれる。
(出典:Wikipedia)
磯
漢検準1級
部首:⽯
17画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
“磯”で始まる語句
磯
磯馴松
磯城
磯部
磯貝
磯長
磯辺
磯山
磯際
磯端