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磨臼
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するす
ふりがな文庫
“
磨臼
(
するす
)” の例文
「さうだつけかな、それでも
俺
(
お
)
ら
唐箕
(
たうみ
)
は
強
(
つよ
)
く
立
(
た
)
てた
積
(
つもり
)
なんだがなよ、
今年
(
ことし
)
は
赤
(
あか
)
も
夥多
(
しつかり
)
だが
磨臼
(
するす
)
の
切
(
き
)
れ
方
(
かた
)
もどういふもんだか
惡
(
わり
)
いんだよ」とお
品
(
しな
)
は
少
(
すこ
)
し
身
(
み
)
を
動
(
うご
)
かして
分疏
(
いひわけ
)
するやうにいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そんならそうとその臼を出して、水の中へどぶんと投げ込み、娘は片脇に隠れて見ていると、盲も泣きながら続いて淵へ飛び込んだ。身は沈み琵琶と
磨臼
(
するす
)
は、浮いて流れてしがらみに引っかかる。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
磨
常用漢字
中学
部首:⽯
16画
臼
常用漢字
中学
部首:⾅
6画
“磨”で始まる語句
磨
磨硝子
磨滅
磨墨
磨針峠
磨粉場
磨石斧
磨製石斧
磨上
磨師