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研澄
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とぎすま
ふりがな文庫
“
研澄
(
とぎすま
)” の例文
御入用のお客様はどなただか早や知らねえけれど、何でも
私
(
わっし
)
が
研澄
(
とぎすま
)
したのをお持ちなさると見えるて、御念の入った。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寢
(
ね
)
かし
置
(
おき
)
其夜
(
そのよ
)
丑
(
うし
)
の
刻
(
こく
)
とも思しき頃
豫
(
かね
)
て
研澄
(
とぎすま
)
したる
出刄庖丁
(
でばばうちやう
)
を
懷中
(
くわいちう
)
なし
頬冠
(
ほゝかぶ
)
りして忍び
出
(
いで
)
頓
(
やが
)
て質屋の前へ行き
四邊
(
あたり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
新吉は
何
(
なん
)
の事だかとんと分りませんが、致し方なく夜明け方に帰りますると、情ないかな、女房お累は、草苅鎌の
研澄
(
とぎすま
)
したので
咽喉笛
(
のどぶえ
)
を
掻
(
かき
)
切って、片手に子供を抱いたなり死んで居るから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
研
常用漢字
小3
部首:⽯
9画
澄
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“研”で始まる語句
研
研究
研鑽
研屋
研師
研究室
研磨
研鑚
研出
研覈