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矜恤
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あわれみ
ふりがな文庫
“
矜恤
(
あわれみ
)” の例文
「貧しき者は
福
(
さいわい
)
なり」「
哀
(
かなし
)
む者は福なり」「柔和なる者は福なり」「
矜恤
(
あわれみ
)
する者は福なり」「
平和
(
やわらぎ
)
を求むる者は福なり」
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
◯ヤコブ書第五章十一節に
曰
(
いわ
)
く「
汝
(
なんじ
)
らかつてヨブの忍びを聞けり、主いかに彼に
行
(
な
)
し給いしかその
終末
(
おわり
)
を見よ、すなわち主は慈悲深くかつ
矜恤
(
あわれみ
)
ある者なり」
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
そうして、お父様と、お母様に
懐
(
いだ
)
かれて、人間の世界へ帰る、喜びの時が来ると同時に、死んで行かねばならぬ、
不倖
(
ふしあわせ
)
な私たちの運命を、お
矜恤
(
あわれみ
)
下さいませ。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
恐るべき
審判
(
さばき
)
の日に於て
矜恤
(
あわれみ
)
ある者は矜恤を以て
鞫
(
さば
)
かるべしとの事である。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
矜恤
(
あわれみ
)
ある者は
福
(
さいわい
)
なり、其故如何? 其人は
矜恤
(
あわれみ
)
を得べければ也、
何時
(
いつ
)
? 神イエスキリストをもて人の
隠微
(
かくれ
)
たることを
鞫
(
さば
)
き給わん日に於てである、其日に於て我等は人を議するが如くに議せられ
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
▼ もっと見る
人を量るが如くに量らるるのである、其日に於て
矜恤
(
あわれみ
)
ある者は矜恤を以て
審判
(
さば
)
かれ、残酷無慈悲なる者は容赦なく審判かるるのである、「我等に
負債
(
おいめ
)
ある者を我等が
免
(
ゆる
)
す如く我等の
負債
(
おいめ
)
を免し給え」
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“矜恤”の意味
《名詞》
矜 恤(きょうじゅつ)
あわれみ心配すること、めぐむこと。
(出典:Wiktionary)
矜
漢検1級
部首:⽭
9画
恤
漢検1級
部首:⼼
9画
“矜”で始まる語句
矜
矜持
矜恃
矜誇
矜羯羅
矜高
矜迦羅
矜羯羅童子
矜哀
矜式