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瞬時
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しゅんじ
ふりがな文庫
“
瞬時
(
しゅんじ
)” の例文
破ったので外傷性の白内障を起したものと察せられる佐助は次に同じ方法を右の眼に施し
瞬時
(
しゅんじ
)
にして両眼を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
おさよは
瞬時
(
しゅんじ
)
もためらわずに、やにわに鍬を振りあげて、小屋のかげ、椎の根元を掘りはじめたが——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ふッと
身体
(
からだ
)
を乗りだし「そんなとこで、なにしてんの。ホホ……」と少しヒステリカルに笑い、顔見合せると急に笑い
止
(
や
)
んで、やるせない
沈黙
(
ちんもく
)
の
瞬時
(
しゅんじ
)
が流れましたが
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
けれど
畢竟
(
ひっきょう
)
自分
(
じぶん
)
を
慰
(
なぐさ
)
め、
苦痛
(
くつう
)
を
忘
(
わす
)
れさせるものには
酒以外
(
さけいがい
)
ないことを
知
(
し
)
ったが、
生
(
う
)
まれた
日
(
ひ
)
から、
今日
(
きょう
)
まで、
瞬時
(
しゅんじ
)
も
休
(
やす
)
まず
鼓動
(
こどう
)
をつづける
心臓
(
しんぞう
)
に
触
(
ふ
)
れて、
愕然
(
がくぜん
)
として、
彼
(
かれ
)
は
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは後のこととして、主力艦を
瞬時
(
しゅんじ
)
の
裡
(
うち
)
に、三隻までも失った米艦隊は、やっと東洋遠征に誤算のあったことを気付いた。と云って、
此処
(
ここ
)
まで来て引上げることは許されないことであった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“瞬時”の意味
《名詞》
瞬時(しゅんじ)
瞬きをする間ほどの僅かな時間。
(出典:Wiktionary)
瞬
常用漢字
中学
部首:⽬
18画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“瞬時”で始まる語句
瞬時間