“眺(にら)” の例文
いゑ中々(なか/\)其(その)やうに遠方(ゑんはう)の事(こと)ばかりでは御座(ござ)りませぬ、未(ま)だ追々(おひ/\)にと衣紋(ゑもん)を突(つ)いて咳拂(せきばら)ひすれば、小間使(こまづか)ひ少(すこ)し顏(かほ)を赤(あか)くして似合頃(にあひごろ)の身(み)の上(うへ)、惡口(わるくち)の福(ふく)が何(なに)を言(い)ひ出(だ)すやらと尻目(しりめ)に眺(にら)めば
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ト眼を細くして娘の方を顧視(みかえ)る。こういう眺(にら)め方も有るものと見える。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)