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真鍮
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しんちう
ふりがな文庫
“
真鍮
(
しんちう
)” の例文
旧字:
眞鍮
隣の次男は其婿が朝早く草の生えた井戸端で、
真鍮
(
しんちう
)
の
金盥
(
かなだらひ
)
で、眼鏡を
外
(
はづ
)
して、頭をザブザブ洗つて居るのを見たこともあつた。
朝
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
手紙
(
てがみ
)
は
古風
(
こふう
)
な
状箱
(
じようばこ
)
の
中
(
うち
)
にあつた。
其
(
その
)
赤塗
(
あかぬり
)
の
表
(
おもて
)
には
名宛
(
なあて
)
も
何
(
なに
)
も
書
(
か
)
かないで、
真鍮
(
しんちう
)
の
環
(
くわん
)
に
通
(
とほ
)
した
観世撚
(
かんじんより
)
の
封
(
ふう
)
じ
目
(
め
)
に
黒
(
くろ
)
い
墨
(
すみ
)
を着けてあつた。代助は
机
(
つくえ
)
の
上
(
うへ
)
を
一目
(
ひとめ
)
見て、此手紙の
主
(
ぬし
)
は
嫂
(
あによめ
)
だとすぐ
悟
(
さと
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“真鍮”の意味
《名詞》
真 鍮(しんちゅう)
黄銅のこと。
(出典:Wiktionary)
“真鍮(
黄銅
)”の解説
黄銅(おうどう、en: brass)は、銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう。真鍮(しんちゅう)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
鍮
漢検1級
部首:⾦
17画
“真鍮”で始まる語句
真鍮巻
真鍮鐺
真鍮色
真鍮張
真鍮製
真鍮台
真鍮鍋
真鍮器
真鍮札
真鍮環