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真鍮色
ふりがな文庫
“真鍮色”の読み方と例文
読み方
割合
しんちゅういろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんちゅういろ
(逆引き)
午後三時頃と覚える薄日が急にさして、あたりを
真鍮色
(
しんちゅういろ
)
に明るくさせ、それが二人をどこの山路を踏み行くか判らないような
縹緲
(
ひょうびょう
)
とした気持にさせた。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
炉の中にはもはや一本の煙草の吸殻もなく、さらに笑うべきは、三升も入ろうという大きな湯沸しが、何年もの
錆
(
さび
)
を磨き落されていかにも
気羞
(
きはず
)
かしげに、
真鍮色
(
しんちゅういろ
)
の光を放っていたことである。
溜息の部屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
心臓を警戒して久しく湯に這入らなかったせいか皮膚が鉛色にドス黒くなって睡眠不足の白眼が
真鍮色
(
しんちゅういろ
)
に光っている。何となく死相を帯びているモノスゴサは、さながらにお能の幽霊の
仮面
(
めん
)
だ。
冥土行進曲
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
真鍮色(しんちゅういろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
鍮
漢検1級
部首:⾦
17画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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真鍮
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“真鍮色”のふりがなが多い著者
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