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ふりがな文庫
“
真情
(
まこと
)” の例文
旧字:
眞情
言葉は無くても
真情
(
まこと
)
は見ゆる十兵衞が
挙動
(
そぶり
)
に源太は悦び、春風
湖
(
みづ
)
を渡つて霞日に蒸すともいふべき温和の景色を面にあらはし、尚もやさしき語気
円暢
(
なだらか
)
に
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「いいえ、人誰もの
苦患
(
くげん
)
はわきまえておりまする。ましていまのような世の中。それを
憂
(
う
)
い
辛
(
つら
)
いとは申しませぬ。……ただせめて、人の
真情
(
まこと
)
がほしいのです」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実際千代子の大槻に対する恋は優しい、はげしい、またいじらしい初恋のまじりなき
真情
(
まこと
)
であった。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
言葉はなくても
真情
(
まこと
)
は見ゆる十兵衛が
挙動
(
そぶり
)
に源太は悦び、春風
湖
(
みず
)
を渡って
霞
(
かすみ
)
日に蒸すともいうべき温和の景色を面にあらわし、なおもやさしき語気
円暢
(
なだらか
)
に
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「
真情
(
まこと
)
とは、男の」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(
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)
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(
おお
)
しき
詞
(
ことば
)
を、口に云わする心が
真情
(
まこと
)
か、狭き女の胸に余りて案じ
過
(
すご
)
せば
潤
(
うる
)
む
眼
(
め
)
の、涙が無理かと
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“真情”の意味
《名詞》
偽りのないまっすぐな心。真心。
実際の状況、状態。実情。
《名詞・形容動詞》
誠実でまっすぐなさま。
(出典:Wiktionary)
“真情”の解説
『真情』(しんじょう、英題:A Kindred Spirit)は、香港のテレビ局TVBで製作・放送されたテレビドラマである。日本未公開。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“真情”で始まる語句
真情流露
真情率直