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相模国
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さがみのくに
ふりがな文庫
“
相模国
(
さがみのくに
)” の例文
むかし、
金太郎
(
きんたろう
)
という
強
(
つよ
)
い
子供
(
こども
)
がありました。
相模国
(
さがみのくに
)
足柄山
(
あしがらやま
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
生
(
う
)
まれて、おかあさんの山うばといっしょにくらしていました。
金太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
その故はこの人平治の逆乱によりて都の内に住み兼ねて東国へ落ち下り
相模国
(
さがみのくに
)
の住人
海老名
(
えびな
)
の源八
権守
(
ごんのかみ
)
季貞と都にて芳心したりし事ありける間この宿所を頼みてゐたりける。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
石塚重兵衛の祖先は
相模国
(
さがみのくに
)
鎌倉の人である。天明中に重兵衛の曾祖父が江戸へ来て、
下谷
(
したや
)
豊住町
(
とよずみちょう
)
に住んだ。
世
(
よよ
)
粉商
(
こなしょう
)
をしているので、
芥子屋
(
からしや
)
と人に呼ばれた。
真
(
まこと
)
の屋号は鎌倉屋である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
相模国
(
さがみのくに
)
、
石橋山
(
いしばしやま
)
の古戦場に近き杉山の一部。うしろに小高き山を負いて、その裾の低地に
藁葺
(
わらぶ
)
きの炭焼小屋。家内は土間にて、まん中に
炉
(
ろ
)
を切り、
切株
(
きりかぶ
)
又は石などの腰かけ三脚ほどあり。
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“相模国”の意味
《固有名詞》
相 模 国(さがみのくに)
日本の旧国(令制国)のひとつ。現在の神奈川県の北東部を除く大部分にあたる。
(出典:Wiktionary)
“相模国”の解説
相模国(さがみのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属し、現在の神奈川県にあたる。
(出典:Wikipedia)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
模
常用漢字
小6
部首:⽊
14画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“相模”で始まる語句
相模
相模屋
相模灘
相模守
相模川
相模訛
相模湾
相模女
相模者
相模野