“相模野”の読み方と例文
読み方割合
さがみの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵野といい相模野さがみのという名は、千年以上の昔の京にも知られていたが、今日我々のそう呼んでいる平地帯が、果して名の起りか否かは証拠がない。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
こうして二人は相模野さがみのを歩き出しているうちに、がんりきの百蔵が
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そして翌日はもう、今宿いまじゅくから相模野さがみのの野路を、北の方へ急いでいた。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)