“相模川”の読み方と例文
読み方割合
さがみがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建久けんきゅう九年十二月、右大将家うだいしょうけには、相模川さがみがわの橋供養の結縁けちえんのぞんだが、その帰途馬から落ちたので、供養の人びとに助け起されてやかたへ帰った。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
馬入川ばにゅうがわすなわち相模川さがみがわの水域は、ことに本場であるように以前から伝えられているので、私などは例の早合点で、この手近の多摩川の両岸なども
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
……ウム、わんのものか、鳥? よかろう、竹の子の木のあえ、それもいい、それから、網源あみげんへ聞き合せて、まだあゆは育っていまいが、何か相模川さがみがわ
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)