“さがみがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
相模川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体鮎の味は川によって違います。玉川の鮎よりは相模川さがみがわの鮎が上等ですし、相模川の鮎よりは酒匂川さかわがわの鮎が一層優っています。また同じ川でも場所によって味が違います。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
あるくうちに、相模川さがみがわのあゆや、八郎潟ろうがたのふなまで、ならべられてありました。
都会はぜいたくだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
正治元年千幡八歳のとき、父が相模川さがみがわの大橋の落成式に行って、馬から落ちたのがもとで急に薨去こうきょした。兄頼家よりいえが二代将軍となったが、建仁三年辞し、千幡は十二歳で将軍となり実朝と改めた。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)