“さがみのくに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相模国50.0%
相摸国37.5%
相摸國12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その故はこの人平治の逆乱によりて都の内に住み兼ねて東国へ落ち下り相模国さがみのくにの住人海老名えびなの源八権守ごんのかみ季貞と都にて芳心したりし事ありける間この宿所を頼みてゐたりける。
香以は相摸国さがみのくに高座郡藤沢の清浄光寺の遊行上人ゆうぎょうしょうにんから、許多あまたの阿弥号を受けて、自ら寿阿弥と称し、次でこれを河竹其水かわたけきすいに譲って梅阿弥ばいあみと称し、その後また方阿弥と改め
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
其方儀若年より不身持ふみもちに付兄九郎右衞門勘當かんだうを受け相摸國さがみのくに殿場てんば村百姓條七世話に相成居候中惡法あくはふを以て條七を難病に罹らせ同人つまてつ密通みつつうの上條七を追出し家屋敷いへやしき田畑たはた家財等かざいとう押領あふりやう致し條七娘里を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)