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発見
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みいだ
ふりがな文庫
“
発見
(
みいだ
)” の例文
旧字:
發見
終
(
しまひ
)
には、対手が何にも自分の話を聞いて居ないのだといふことを
発見
(
みいだ
)
した。しばらく丑松は
茫然
(
ぼんやり
)
として、穴の開くほど奥様の顔を
熟視
(
みまも
)
つたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
午前
(
ひる
)
少しく前のほど、用人の死骸を
発見
(
みいだ
)
したる者ありて、上を下へとかへせしが、主人は少しも騒ぐ色なく、「
手討
(
てうち
)
にしたり」とばかりにて、
手続
(
てつゞき
)
を経てこと果てぬ。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
当
(
あて
)
なしに大きく言った、が、いやな事はちっともない。どうして
発見
(
みいだ
)
したかを怪しまれて、湾の口を横ぎって、
穉児
(
おさなご
)
に船を
漕
(
こ
)
がせつつ、自分が語ったは、まずその
通
(
とおり
)
。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
宗吉は、
愕然
(
がくぜん
)
とするまで、再び、似た人の面影をその女に
発見
(
みいだ
)
したのである。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見る見る百人長は色激して、砕けよとばかり仕込杖を握り詰めしが、思うこと
乱麻
(
らんま
)
胸を
衝
(
つ
)
きて、
反駁
(
はんばく
)
の
緒
(
いとぐち
)
を
発見
(
みいだ
)
し得ず、小鼻と、
髯
(
ひげ
)
のみ動かして、しらけ返りて見えたりける。時に一
人
(
にん
)
の軍夫あり
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
見る見る百人長は色
激
(
げき
)
して、
碎
(
くだ
)
けよとばかり仕込杖を握り詰めしが、思ふこと
乱麻
(
らんま
)
胸を
衝
(
つ
)
きて、
反駁
(
はんばく
)
の
緒
(
いとぐち
)
を
発見
(
みいだ
)
し得ず、小鼻と、
髯
(
ひげ
)
のみ動かして、しらけ返りて見えたりける。時に一人の軍夫あり
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
発見
(
みいだ
)
せますまい、決して帰らない、戻りますまい。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“発見”の解説
発見(はっけん)とは、まだ知られていなかった(あるいは自分が知らなかった)物や現象、あるいは説明のしかた(理論・法則)を見つけ出すこと。英語ではdiscoveryや、findingなどを用いる。物品を新たに作るのは発明である。
(出典:Wikipedia)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“発見”で始まる語句
発見者
発見出