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発芽
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はつが
ふりがな文庫
“
発芽
(
はつが
)” の例文
旧字:
發芽
準備を
整
(
ととの
)
えていさえすればいかに
卑近
(
ひきん
)
な教えでも、いかに
些末
(
さまつ
)
な忠告でも、必ずこれを受け取って
発芽
(
はつが
)
して、花咲かせて実るものと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
この出された種子は、その巣の辺で
発芽
(
はつが
)
するか、あるいは
雨水
(
あまみず
)
に流され、あるいは風に飛んで、その落ちつく先で発芽する。かくてそのスミレがそこここに
繁殖
(
はんしょく
)
することになる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
滑稽諧謔は実にこの両詩形の
因
(
よ
)
りて以て発生し来りし根本の理由にあらずして何ぞや。そもそもわが
邦人
(
ほうじん
)
固有の軽妙滑稽の性行は仏教の感化によりて遠く戦国時代に
発芽
(
はつが
)
したり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一 これは正しいものの
種子
(
しゅし
)
を
有
(
ゆう
)
し、その
美
(
うつく
)
しい
発芽
(
はつが
)
を
待
(
ま
)
つものである。
『注文の多い料理店』新刊案内
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
人生の起これる
所以
(
ゆえん
)
のものは終りを
完
(
まっと
)
うするにあらざるか、
事
(
こと
)
に始終あり、始めは終りのためにして、終りは始めのためならず、草木の
発芽
(
はつが
)
するは花咲き、
実
(
み
)
を結ぶため
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“発芽”の意味
《名詞》
植物の種子や胞子などが温度や水分の条件がそろい芽を出すこと。
(出典:Wiktionary)
“発芽”の解説
発芽(はつが、英:germination)とは、植物の種子やむかごなどから芽が出ること、また、胞子や花粉などが活動を始めることを指す用語である。似た用語に萌芽(ほうが)があるが、これは通常樹木の冬芽や切り株からの芽生えのことを指す。
(出典:Wikipedia)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
芽
常用漢字
小4
部首:⾋
8画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発作
発心
発矢
発奮
発止
発足
発起