甲胄かつちゆう)” の例文
もちろんこのてつ甲胄かつちゆうほかに、革製かはせいのものもあつたとおもはれますが、これはとっくにくさつてしまひ、いまのこつてをりません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
そして男子だんしのものには、甲胄かつちゆうをつけつるぎいてゐるいさましいかたちをしたのがあり、婦人ふじんぞうには、かみむすびたすきをかけ、なに品物しなものさゝげてゐるようなのもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しかし、これらの甲胄かつちゆうをどういふふうにけてゐたかといふことは、あの埴輪人形はにわにんぎよう甲胄かつちゆうよそほふたのがのこつてをりますので、それを大體だいたい恰好かつこう想像そうぞうすることが出來できます。(第六十九圖だいろくじゆうくず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)