トップ
>
甲比丹
>
カピテン
ふりがな文庫
“
甲比丹
(
カピテン
)” の例文
其処
(
そこ
)
へ
甲比丹
(
カピテン
)
ブルックが
行
(
いっ
)
て、大に歓迎しようではないかと相談を掛けると、
華盛頓
(
ワシントン
)
に
伺
(
うかが
)
うた上でなければ出来ないと云う。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
私
(
わたくし
)
は
夕食後
(
ゆふしよくご
)
例
(
いつも
)
のやうに
食堂
(
しよくだう
)
上部
(
じやうぶ
)
の
美麗
(
びれい
)
なる
談話室
(
だんわしつ
)
に
出
(
い
)
でゝ、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
に
面會
(
めんくわい
)
し、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
には
甲比丹
(
カピテン
)
クツクの
冐瞼旅行譚
(
ぼうけんりよかうだん
)
や、
加藤清正
(
かとうきよまさ
)
の
武勇傳
(
ぶゆうでん
)
や
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
専
(
もっぱ
)
ら旗艦を
狙
(
ねら
)
うて命中するものも多いその中に、大きな丸い破裂弾が
旨
(
うま
)
く発して怪我人が出来た中に、司令長官と
甲比丹
(
カピテン
)
と二人の将官が即死して船中の騒動
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
前にも申した通り、航海中は一切外国人の
甲比丹
(
カピテン
)
ブルックの助力は
仮
(
か
)
らないと云うので、測量するにも日本人自身で測量する。
亜米利加
(
アメリカ
)
の人も
亦
(
また
)
自分で測量して居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“甲比丹(カピタン)”の解説
カピタン(甲比丹、甲必丹、加比旦)は、江戸時代にオランダ東インド会社が日本に置いた商館の最高責任者「商館長」のこと。ポルトガル語のは、英語のに相当する、即ち「船長・隊長」の意である大航海時代には船団を率いたカピタンが商館(砦)を開設してそのまま長となることもあった。。南蛮貿易時代最初の交易国がポルトガルだったため西洋の商館長をと呼んでいたが、オランダが取って代わってからもオランダ語の商館長を意味するにはならなかった。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
“甲”で始まる語句
甲斐
甲
甲板
甲冑
甲高
甲羅
甲虫
甲走
甲斐性
甲斐甲斐