“甚目寺”の読み方と例文
読み方割合
じもくじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後始末として、お角さんの駕籠の中に呼びつけられた米友の油汗を流しながらの吃々きつきつとした弁明が、かえって当の相手の甚目寺じもくじの音公を失笑させるという次第でした。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
甚目寺じもくじの音公は、米友を引きずり下ろしておいて、力任せにポカリポカリなぐりはじめました。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この辺の草相撲では後れを取ったことのない甚目寺じもくじの音公でしたから、たまりません。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)