“石手寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしてじ50.0%
いしてでら25.0%
いしでじ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この太山寺と共に道後の温泉近くに石手寺いしてじというのがある。これらは千年以上の建物があって、また四国八十八個所の中の霊場である。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
これは近所の石手寺いしてでらといふ名刹の門前に『おやき』といふ名物の焼餅を売つてる。
坊つちやん「遺蹟めぐり」 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)
前年神戸病院を退きて故郷に保養しつつありし際衰弱甚だしかりしがある日勇をして郊外半里ばかりの石手寺いしでじを見まひぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)