“瓢虫”の読み方と例文
読み方割合
てんとうむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでおしまひか?と云ふに、どうしてどうして! まだ瓢虫てんとうむしといふのがある。それは円くて赤い虫で、黒い幾つもの斑点ほしがある。大変気持のいゝ虫で、無邪気な様子をしてゐる。
「どうだい、あの猿の夫婦は……」とフォン・コーレンは眼をつぶってマントにくるまりながら始めた、「ええ君、あの女は食うや食わずの人間がいる以上、甲虫や瓢虫てんとうむしにはかまっちゃおれんそうだ。 ...
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)