)” の例文
仙覚抄でニヌとみ、こうでニヌと訓んだ。ぬのの事だが、古鈔本中、「」が「」になっているもの(類聚古集るいじゅうこしゅう)があるから、そうすれば、キヌと訓むことになる。即ちきぬとなるのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
上つ毛野いかほの沼宇恵古奈宜(同巻十四)
○はるがすみ春日の里殖子水葱(同巻三)
さうして其後「ヒノ御前奉仕
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)