“爾（いまし）” の例文
豐葦原ノ千五百秋（ちいほあき）ノ瑞穗（みづほ）ノ國ハ、我ガ子孫（うみのこ）ノ王（きみ）タルベキ地（くに）ナリ、爾（いまし）、皇孫（すめみま）就（ゆき）テ治（しら）セ。
折々の記 (旧字旧仮名) ／ 吉川英治(著)
海も爾（いまし）もひとしなみ、不思議をつゝむ陰なりや。
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
海も爾（いまし）もひとしなみ、不思議をつゝむ陰なりや。
海潮音 (新字旧仮名) ／ 上田敏(著)
人よ、爾（いまし）が心中（しんちう）の深淵探りしものやある。
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
海よ、爾（いまし）が水底（みなぞこ）の富を數へしものやある。
海潮音 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)
人よ、爾（いまし）が心中（しんちゆう）の深淵探（さぐ）りしものやある。
海潮音 (新字旧仮名) ／ 上田敏(著)
海よ、爾（いまし）が水底（みなぞこ）の富を数へしものやある。
海潮音 (新字旧仮名) ／ 上田敏(著)