“火神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひのかみ50.0%
バチカン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光秀は火神ひのかみの拝殿で聞いた神官の話がふと思い出されて、漆黒しっこくの宇宙に跳梁ちょうりょうする天狗の姿を脳裡のうりに描いていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
火神ひのかみには、火のもの断ちをして祈れば、霊験れいけん疑いなしと聞くが如何であろう?」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あとある絵葉書屋をあさつて居ると、此処ここの王立博物館にあるリユウバンスの諸作中で僕の好きな「火神バチカンの工場をへるヹヌス」の絵葉書と並んでこの童子の噴水の絵葉書もあつたので早速さつそく併せて買収かひをさめた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)