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潜込
ふりがな文庫
“潜込”のいろいろな読み方と例文
旧字:
潛込
読み方
割合
もぐりこ
83.3%
くぐりこ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もぐりこ
(逆引き)
私
(
わたくし
)
が
此処
(
ここ
)
へ
蚊帳
(
かや
)
を釣って
潜込
(
もぐりこ
)
んでから、帰って見えて、
晩飯
(
ばんめし
)
ももう、なぞと言われるさえ折々の事。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「……
暖
(
あったか
)
い!……」を
機会
(
きっかけ
)
に、
行火
(
あんか
)
の箱火鉢の
蒲団
(
ふとん
)
の下へ、
潜込
(
もぐりこ
)
ましたと
早合点
(
はやがってん
)
の膝小僧が、すぽりと気が抜けて、二ツ、ちょこなんと揃って、
灯
(
ともしび
)
に照れたからである。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
潜込(もぐりこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
くぐりこ
(逆引き)
今朝方、
暁
(
あかつき
)
かけて、
津々
(
しんしん
)
と降り積った雪の上を忍び寄り、狐は竹垣の下の
地
(
じ
)
を掘って
潜込
(
くぐりこ
)
んだものと見え、雪と砂とを前足で
掻乱
(
かきみだ
)
した
狼藉
(
ろうぜき
)
の有様。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
潜込(くぐりこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“潜”で始まる語句
潜
潜戸
潜門
潜伏
潜水夫
潜々
潜行
潜入
潜然
潜望鏡
“潜込”のふりがなが多い著者
泉鏡花
永井荷風