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温容
ふりがな文庫
“温容”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんよう
85.7%
しとやか
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんよう
(逆引き)
或時
(
あるとき
)
は松並木の間から、或時は断崖の上からそれを眺めて行く。その間湾を隔てて、いつも私達を見守っているのは、雲仙の懐かしい
温容
(
おんよう
)
である。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
「やあ、帆村君」警部は、青年探偵帆村荘六の
和
(
なご
)
やかな眼をみた。事件の
真只中
(
まっただなか
)
に入ってきたとは思われぬ
温容
(
おんよう
)
だった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
温容(おんよう)の例文をもっと
(6作品)
見る
しとやか
(逆引き)
……
上衣
(
コオト
)
無しで、座敷着の上へ
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の
紋着
(
もんつき
)
の羽織を着て、胸へ片袖、
温容
(
しとやか
)
に
褄
(
つま
)
を取る、
襲
(
かさ
)
ねた
裳
(
もすそ
)
しっとりと重そうに、不断さえ、分けて今夜は、何となく、柳を杖に
支
(
つ
)
かせたい
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と小さな
袱紗
(
ふくさ
)
づつみをちょっと口へ、清葉は
温容
(
しとやか
)
なものである。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
温容(しとやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温味
温泉宿
温泉場
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