泣倒なきたふ)” の例文
もま不幸ふかうの上に大不幸だいふかう異見いけんらしくも言散しサア何處いづこへなり勝手に行とおもての方へ突出つきいだ泣倒なきたふれたる千太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
長者ちゃうじゃはひる。ヂュリエット泣倒なきたふるゝ。
よろこびは致すまじよつて不孝と成ぞこゝの所を能々よく/\わきまへて只此上は富右衞門の亡跡なきあととむらひ佛事供養くやうおこたりなく致すが孝行かうかうなりと申さるゝを聞より城富はハツとばかりに白洲しらす泣倒なきたふれ嗚呼實父へ孝を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)