氣掛きがゝり)” の例文
新字:気掛
此所こゝまでかんがいたけれども、知覺ちかくのない御米およねかほると、また其方そのはう氣掛きがゝりになつて、すぐにでもおこしたい心持こゝろもちがするので、ついけつかねてぐづ/\してゐた。其所そこやうや醫者いしやれた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)