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毛綱
ふりがな文庫
“毛綱”の読み方と例文
読み方
割合
けづな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けづな
(逆引き)
今までは
些
(
ちっ
)
とも眼に
注
(
つ
)
かなかったが、綱は人間の
髪毛
(
かみのけ
)
に
因
(
よっ
)
て固く編まれたもので、
所謂
(
いわゆる
)
「
毛綱
(
けづな
)
」の
類
(
たぐい
)
であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ぴんからきりまで心得て
穴熊
(
あなぐま
)
毛綱
(
けづな
)
の
手品
(
てづま
)
にかゝる我ならねば負くる
計
(
ばか
)
りの者にはあらずと
駈出
(
かけだし
)
して三日帰らず、四日帰らず、
或
(
あるい
)
は松本善光寺又は
飯田
(
いいだ
)
高遠
(
たかとお
)
あたりの
賭場
(
とば
)
あるき
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
が、
何人
(
なんぴと
)
の考えも同じことで、巡査も
先
(
ま
)
ず
此
(
こ
)
の
毛綱
(
けづな
)
に
縋
(
すが
)
って、行かれる所まで行って
試
(
み
)
ようと思い付いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
毛綱(けづな)の例文をもっと
(2作品)
見る
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“毛”で始まる語句
毛
毛氈
毛布
毛脛
毛頭
毛唐
毛皮
毛繻子
毛孔
毛利
“毛綱”のふりがなが多い著者
幸田露伴
岡本綺堂