“毛綱”の読み方と例文
読み方割合
けづな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今までは些(ちっ)とも眼に注(つ)かなかったが、綱は人間の髪毛(かみのけ)に因(よっ)て固く編まれたもので、所謂(いわゆる)「毛綱(けづな)」の類(たぐい)であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ぴんからきりまで心得て穴熊(あなぐま)毛綱(けづな)の手品(てづま)にかゝる我ならねば負くる計(ばか)りの者にはあらずと駈出(かけだし)して三日帰らず、四日帰らず、或(あるい)は松本善光寺又は飯田(いいだ)高遠(たかとお)あたりの賭場(とば)あるき
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
が、何人(なんぴと)の考えも同じことで、巡査も先(ま)ず此(こ)の毛綱(けづな)に縋(すが)って、行かれる所まで行って試(み)ようと思い付いた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)