“母馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやうま50.0%
はは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母馬おやうまうるささにがつかりして歸路きろにつきました。まちはづれまでくると、仔馬こうまきふあるきだしました。はやくいへへかへつておちゝをねだらうとおもつて。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
うま母仔おやこ百姓男ひやくせうをとこにひかれてまちへでかけました。母馬おやうまおほきな荷物にもつをせをつてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
後から仔馬こうまがひょこ/\いて行く。時々道草を食っておくれては、あわてゝけ出しおっついて母馬はは横腹よこはらあたまをすりつける様にして行く。関翁と余と其あとから此さまを眺めつゝ行く。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)