“おやうま”の漢字の書き方と例文
語句割合
母馬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母馬おやうまうるささにがつかりして歸路きろにつきました。まちはづれまでくると、仔馬こうまきふあるきだしました。はやくいへへかへつておちゝをねだらうとおもつて。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
うま母仔おやこ百姓男ひやくせうをとこにひかれてまちへでかけました。母馬おやうまおほきな荷物にもつをせをつてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
けれどあはれな母馬おやうまはもうひどつかれてゐるのでした。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)