“母者人:ははじゃびと” の例文
“母者人:ははじゃびと”を含む作品の著者(上位)作品数
吉川英治7
国枝史郎1
林不忘1
谷譲次1
高村光雲1
“母者人:ははじゃびと”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 彫刻 > 彫刻史 各国の彫刻1.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「留守たのむぞ。中村の母者人ははじゃびとへ、何ぞの便りを怠るな。舅姑御しゅうとごたちへよしなに。……よいか、それから」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「何もおらは驚きはしない。けれど母者人ははじゃびとは、びッくりなされた。——あやまるならおらのおふくろ様に謝るがいい」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことに母者人ははじゃびとあきれ半分に感心し、セニョルの誠実相解あいわかった! と古風に手を打ったりして、あとはすらすらと事が運び
「俺にもお前は懐かしい。母者人ははじゃびとのような気持がする。俺はお前の云う通りになろう」
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「お聞きあそばしたか、母者人ははじゃびとは、なんぞ思い違いをなされたのでございましょうが」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さだめし、屋敷やしきへかえったのちには、母者人ははじゃびとからお小言こごとであろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母者人ははじゃびとにも、ようようお年、この後は正行をおいつくしみ下されたように
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孫兵衛の母者人ははじゃびとイサベラ様はマリヤの笄とともに、その異国の人の血をひいてきたお方でございます。ほんとに円満な、聖母そのままな、慈愛の深いお方でした。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三枝のお嬢さんお綾さんには母者人ははじゃびとのおびくさんが附いて見えられる。
「では母者人ははじゃびと、行って参ります」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わしの母だ。——祝言の席にはお迎え申さなかったが、わしが妻をめとったことを、天地の間で、誰よりも、誰よりも、蔭ながらよろこんでいて下されているに違いない中村の母者人ははじゃびとだ……」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『このふた晩ほど、続いて、死んだ母者人ははじゃびとの夢ばかり見ている。そろそろおふくろの迎えが近づいて来たのかも知れない。……だから、貴様とこうして語るのも、そう長い間の事ではない気がするのだ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ははは、不見識だといわるるか。ハテ、実は母者人ははじゃびとに生きうつしのそこもと、これからはまたお艶のお腹さまとして拙者にとっては二つとない大切な御隠居、そのお人に頭をさげるに、なんで異なことがござろう?」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)