“ははじゃびと”の漢字の書き方と例文
語句割合
母者人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ははは、不見識だといわるるか。ハテ、実は母者人ははじゃびとに生きうつしのそこもと、これからはまたお艶のお腹さまとして拙者にとっては二つとない大切な御隠居、そのお人に頭を
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
かれこれするうちに柏木貨一郎さんが養母とともに見える。三枝のお嬢さんお綾さんには母者人ははじゃびとのおびくさんが附いて見えられる。二階で落ち合って蕎麦そばを食べて見合いをされた。
「俺にもお前は懐かしい。母者人ははじゃびとのような気持がする。俺はお前の云う通りになろう」
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)