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残月
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ざんげつ
ふりがな文庫
“
残月
(
ざんげつ
)” の例文
旧字:
殘月
即
(
すなわち
)
荒木古童
(
あらきこどう
)
が『
残月
(
ざんげつ
)
』、
今井慶松
(
いまいけいしょう
)
が『
新曲洒
(
しんきょくさら
)
し』、
朝太夫
(
あさたゆう
)
が『お
俊
(
しゅん
)
伝兵衛
(
でんべえ
)
』、
紫朝
(
しちょう
)
が『
鈴
(
すず
)
ヶ
森
(
もり
)
』の
類
(
たぐい
)
これなり。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
しかし
残月
(
ざんげつ
)
であったんです。
何為
(
なぜ
)
かというにその日の
正午
(
ひる
)
頃、ずっと上流の
怪
(
あや
)
しげな
渡
(
わたし
)
を、綱に
掴
(
つか
)
まって、宙へ
釣
(
つる
)
されるようにして渡った時は、顔が
赫
(
かっ
)
とする
晃々
(
きらきら
)
と
烈
(
はげし
)
い
日当
(
ひあたり
)
。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“残月”の解説
残月(ざんげつ)は、地歌の曲。手事物のひとつ。作曲は峰崎勾当。三絃の調弦は本調子で始まり、後歌で二上りとなる。後に各派それぞれ独自に合奏用の箏の手付が行われ、低平調子のものが多いが、半雲井調子のものもある。箏曲としてみた場合、生田流の楽曲であるが、明治以降山田流にも取り入れられ、同流のレパートリーの一つともなっている。また三絃の替手も複数伝えられており、三絃本手独奏の他、三曲合奏や三絃本手替手合奏をはじめ、様々な合奏形態で演じられる。
(出典:Wikipedia)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“残”で始まる語句
残
残酷
残念
残骸
残余
残虐
残忍
残滓
残喘
残燈