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此許
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こゝもと
ふりがな文庫
“
此許
(
こゝもと
)” の例文
桂次が今をる
此許
(
こゝもと
)
は養家の縁に引かれて伯父伯母といふ間がら也、はじめて此家へ來たりしは十八の春、田舍縞の着物に肩縫あげをかしと笑はれ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
桂次
(
けいじ
)
が
今
(
いま
)
をる
此許
(
こゝもと
)
は
養家
(
やうか
)
の
縁
(
ゑん
)
に
引
(
ひ
)
かれて
伯父
(
をぢ
)
伯母
(
をば
)
といふ
間
(
あひだ
)
がら
也
(
なり
)
、はじめて
此家
(
このや
)
へ
來
(
き
)
たりしは十八の
春
(
はる
)
、
田舍縞
(
いなかじま
)
の
着物
(
きもの
)
に
肩
(
かた
)
縫
(
ぬひ
)
あげをかしと
笑
(
わら
)
はれ
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様