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此花
ふりがな文庫
“此花”の読み方と例文
読み方
割合
このはな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このはな
(逆引き)
足
一度
(
ひとたび
)
静岡の地を踏んで、それを知らない者のない、
浅間
(
せんげん
)
の森の
咲耶姫
(
さくやひめ
)
に対した、草深の
此花
(
このはな
)
や、
実
(
げ
)
にこそ、と
頷
(
うなず
)
かるる。河野一族随一の
艶
(
えん
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
此花
(
このはな
)
は
何
(
ど
)
うしたんです。
買
(
かつ
)
て
来
(
き
)
たんですか」と
聞
(
き
)
いた。三千代は
黙
(
だま
)
つて
首肯
(
うなづ
)
いた。さうして
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
二階の
襖
(
ふすま
)
に半紙四ツ切程の大きさに複刻した浮世絵の美人画が
張交
(
はりまぜ
)
にしてある。その中には歌麻呂の
鮑
(
あわび
)
取り、
豊信
(
とよのぶ
)
の入浴美女など、
曾
(
かつ
)
てわたくしが雑誌
此花
(
このはな
)
の
挿絵
(
さしえ
)
で見覚えているものもあった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
此花(このはな)の例文をもっと
(4作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
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