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此桶
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これ
ふりがな文庫
“
此桶
(
これ
)” の例文
手桶をも其處に投出して一つは滿足成しが一つは底ぬけに成りけり、
此桶
(
これ
)
の
價
(
あたひ
)
なにほどか知らねど、身代これが爲につぶれるかの樣に御新造の額際に青筋おそろしく、朝飯のお給仕より睨まれて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手桶
(
てをけ
)
をも
其處
(
そこ
)
に
投出
(
なげいだ
)
して一つは
滿足
(
まんぞく
)
成
(
なり
)
しが一つは
底
(
そこ
)
ぬけに
成
(
な
)
りけり、
此桶
(
これ
)
の
價
(
あたゑ
)
なにほどか
知
(
し
)
らねど、
身代
(
しんだい
)
これが
爲
(
ため
)
につぶれるかの
樣
(
やう
)
に
御新造
(
ごしんぞ
)
の
額際
(
ひたへぎは
)
に
青筋
(
あをすぢ
)
おそろしく、
朝飯
(
あさはん
)
のお
給仕
(
きうじ
)
より
睨
(
にら
)
まれて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手桶をも
其処
(
そこ
)
に
投出
(
なげいだ
)
して一つは満足成しが一つは底ぬけに成りけり、
此桶
(
これ
)
の
価
(
あたゑ
)
なにほどか知らねど、身代これが
為
(
ため
)
につぶれるかの様に御新造の
額際
(
ひたへぎは
)
に青筋おそろしく、
朝飯
(
あさはん
)
のお給仕より
睨
(
にら
)
まれて
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様