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歎
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な
ふりがな文庫
“
歎
(
な
)” の例文
こればかりでも、女は死にます。奥様の
不幸
(
ふしあわせ
)
な。
歓楽
(
たのしみ
)
の
香
(
におい
)
は、もう嗅いで御覧なさりたくも無いのでした。奥様は
歎
(
な
)
き
疲
(
くたぶ
)
れて、乾いた草のように
萎
(
しお
)
れて了いました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
我れは
此
(
この
)
まゝ
朽
(
くち
)
はてぬとも、せめては此子を世に出したきに、いかにもして今
一
(
ひと
)
たび戻りくれよ、長くとには非ず今五年がほど、これに物ごゝろのつきぬべきまでと、頼みつすかしつ
歎
(
な
)
げきけるが
琴の音
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
“歎”を含む語句
歎息
愁歎
悲歎
嗟歎
歎悲
御歎
歎願
驚歎
讃歎
浩歎
歎賞
歎異鈔
大歎息
御愁歎
長歎息
歎願書
哀歎
感歎
慨歎
詠歎
...